四條 智也(しじょう ともや)
二陣/HO2/PL:neru
29歳/男性/180cm/78kg
・暴力団組合員(2010)ベース
・特徴表:動物に嫌われる、夜に弱い
STR28 CON26 POW11 DEX12 APP8 SIZ16 INT16 EDU14
HP21 MP11 ダメージボーナス+2d6
■武器・防具
ファイティング・ナイフ×2
防弾ベスト
■取得呪文
≪激怒≫
<回避>60% <組み付き>70% <投擲>75% <ナイフ>85% <隠す>40% <聞き耳>75% <目星>85% <運転(自動車)>70% <機械修理>60% <変装>35% <言いくるめ>70% <クトゥルフ神話>18% <芸術(イカサマ)>70%
囚前生活
旧名:本庄俊彦
両親共に大手の銀行員。
お互いがお互いを利用する形でのキャリア婚であった。
当然のように夫婦間に愛も無い。今思えば本当にあの父親の子であったのかも定かではないだろう。
表向きには模範的な円満家族だっただろう。
しかし扉を開ければ、母親からは性的虐待、父親からはそれらに対しての終始一貫したネグレクトを経験している。
この当時、彼は自分が何故そうされるのか理解が出来ず、
まだ人並みに罪悪感を感じる事が出来るだけの理性はあった為、夜通し泣いてしまう事も度々あったが、
この時に、ネグレクトを貫いていた父親から"睡眠が阻害される"という1点の理由のみで、
『喚くな、どんな辛いことも寝てしまえば忘れる』と言いつけられる。
その、呪いとも言える親の言いつけに従い続け、辛いと感じれば感じるほど、眠って解決するようになってしまう。
しかし、臭い物には蓋をし続けてきたその代償により、残っていた理性もいつしか腐り果てていった。
表面上は良い家族を演じる必要があった為、両親は習い事に関する金は自由にさせてくれた。
空手や柔道、ボルダリング等、陸上等、自身の身体を鍛える習い事を積極的に行い、帰れば死んだように眠る。
これが自身の境遇を受け入れる為の彼の生活基盤となっていた。
少しずつ『どのように振る舞えば家族と表面的に良い関係を築けるか』を理解していくことが出来た。
相手の思考を読む必要はなく、ただただそのマニュアルに合わせる為に平気で嘘をつき、
自身の利益優先で人を操るような口達者で、コミュニケーション能力にも長けていた。
高校に入るころには1年の後半で生徒会に推薦されるほどの人徳も得ていた。
そうした中で、生徒が暴力団に恐喝されたという事件を調査する事になった。
その中で、実際に暴力団と接触。そうして親への復讐の為にこの暴力団をも利用することに決めた。
高校卒業と同時に親の不貞や虐待、の証拠を会社に突きつけ、
世間には暴力団との関与の情報をでっち上げ、両親共に失脚させる事に成功。
その後両親は自殺しただとか精神病院に入っただとか言われていたが、すでに興味が無かった。
暴力団へは持ち前のマニュアル的なコミュニケーションと、
『ある程度派手な演出をすれば認められ、簡単に懐に入れる』と、考え自身の顔に大きな傷を付ける。
これは母親のような、金や立場を利用しただけのクソみたいな女に抱かれない為の措置も兼ねていた。
その後は計画通り、無駄に鍛えた腕力で用心棒として暴力団に所属。
口八丁で上にも周囲にも取り入り振る舞ってはいた。本当に必要に迫られれば殺人も行っていた。
しかし、下請けの暴力団員と地元のエリート高校へ通う学生達が、少女達に集団で虐待をしている現場に遭遇し、
蓋をし続けた過去の自分の記憶と重なってしまい、気付けば被害者以外の全員をナイフで切り刻んで殺害していた。
その後、騒ぎを聞きつけた一般人に通報される。
表向きにはエリート街道を外れてしまった人間の、エリートへの僻みによる大量殺人、
結果的に守ったはずの少女への性的暴行の罪まで被ることになり死刑が宣告された。
その後の裁判では自身の罪の減刑は一切求めず、『性的暴行の罪のみ、一切否定する。』と強く語った。
神話生物懲罰隊となってから
元死刑囚だったが、現在は神話生物懲罰隊の所属になる。
顔に合った大きな傷は隠しようが無いが、
『エリートな家族の一人息子として生きてきた過去を誰かに思い出されるよりはよっぽどマシ』だと語る。
神話生物と初めて接した時は、その悍ましさに恐怖こそしたが、
『どんな辛いことも寝てしまえば忘れる』という元父親の懐かしい呪いにより、再びその狂気を身体に内包していく。
任務の中で大けがを負い、身体の1/3にショゴスを取り入れた。
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